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Gigativa-S57 製作記
Aptiva S-series 2142-S57 改造記)

part 2


5インチベイの増設

 改造の初めは、5インチベイの増設をおこないます。

 ご覧の赤枠のところをくり抜いて、FANコントローラーを取り付ける予定です。

 こいつを完了できないと目標が達成できないため一番に取り掛かることにいたします。

 フロントパネルもはずし、取り付け位置を確認します。

 前面FANは2基搭載出来るようになっていますので、片方をふさぐ形になりますが、下段のほうにFANを取り付ければ大丈夫でしょう。

 ケース内部にも切り取り線を引き、ハンドニブラーで切り取っていきます。
 約1時間で切り取りと、ヤスリ仕上げをこなしましたが、久しぶりの作業なので、手には水ぶくれが3箇所出来ちゃいました。(≧◇≦)
 増設の5インチベイはジャンクケースから取り外したものを利用します。
 この5インチベイは2段ありましたが上段を切り取り、奥行きも短くしておきます。

 ほとんどのFANコントローラーは前側一箇所のネジ止めだけのようですが、一応後側のネジも使えるように残して置きました。

 ケースに取り付けてみました。

 前面から4箇所のネジで固定しましたので、結構強度はあります。
 とりあえず、転がっているCDドライブ3基を取り付けてみましたが、増設箇所が上の2基より2mmずれていることが分かり、調整いたしました。 (^^;
 5インチベイの取り付けが確定しましたので、フロンとパネルの加工をいたします。

 スリットがあるので中央付近をニッパーで切り取り、そこからハンドソーで切り抜きました。

 こちらの素材は柔らかいので楽かと思っていましたが、たわむは切子が静電気でこびりつくはで結構曲者です。

 力は要りますが、スチールやアルミのほうが楽かなーー (・ω・)ノ

 またまたCDドライブを借り固定してみました。


3.5インチベイの移設

 もともとの2142用の3.5インチベイは特殊なインチネジが必要なので、5インチベイと同じジャンクケースのものを使います。

 

 取り付けは5インチベイと同じく、前面よりネジ止めいたしました。
 前面吸気FANより上に取り付けてしまったので、風が直接当たらないのがちょっと心配です。


パワースイッチの増設

改造予定で書いていた通り、次はパワースイッチの増設をいたします。
デザイン的にも物理的にも画像の
赤丸のところしかないので、ここに決定。
 パワースイッチはガラクタの中から見つけました。

 ジャンクケースから取り外したものか、買っておいたものか今では忘れちゃいましたが、動作はOK!のようです。

 取り付け用の穴を開けてみました。

 スイッチのボタン部分は手持ちのドリルでは一気に開けられなかったので、リーマーを使って穴を広げました。

 スイッチの左上にある突起は、フロントパネルの戻り防止用のものなのでホントにギリギリの取り付けです。
 フロントパネルもスイッチが通るように削り、これで一安心です。

 後はフロントベゼルに取り付けるパワーボタンを見つけるだけです。

フロントカバーの加工

フロントカバーはFDD&パワースイッチ部と5インチベイ部にて2分割し
上半分は固定、下半分は開閉式に加工いたします。
あと、スイッチのボタンにいい素材が見つかればそれに合った穴を開ける予定です。

 2分割する位置を決めて、カッターで切っていきます。

 最初はほんの少しの力で線がずれない様に切り始めます。

 ある程度の深さになればもう少し力を入れながら切っていきます。

 100回以上、何度も何度も慎重に線からずれない様に切り、やっとこさ切断に成功しました。

 あとはプラモデル用の平ヤスリで、これも慎重に何度もこすり、仕上げました。

 フロントパネルに取り付けてみました。

 今回の作業は本当に慎重に慎重を重ね、根気を入れてやったので抜群の仕上がりですね! 
        ヤッホーー   (^_^)v

 

 パワーボタンの素材を探していたのですが、以外に身近なところに見つけました。

 改造を断念したFM-TOWNS-2のCD取り出しボタンが使えそうです。

 取り外してみましたが、ちょっとボタンの奥行きが少なそうですが、何とかやって見ましょう。
 まず、フロントカバーを2分割して出来たFDDのフロントベゼルに穴を開けます。

 最初はかなり小さめの穴を開けて現物にはめて位置を確認し、ずれていたのでヤスリで調整しながら、だんだんに大きい穴を開けていきます。

 最後にリーマーでボタンにあった大きさにします。

 次にこんな形の回転ヤスリで、面取りをします。
 最後に軸付砥石で仕上げます。

 でもまだ綺麗に仕上がらないので、どうしようか悩みましたが、指の爪でこするとピカッと光沢が出ていい感じになりました。 o(^-^)o

 次はボタンを取り付ける素材を探しました。

 メーカー製のパソコンの空きベイに取り付けてある、この薄いスチール製のフタを利用します。

 この素材をこのように切り取り、ボタンに取り付けました。
 そしてベゼルの裏に両面テープで貼り付けました。

 ちょっと強度と美しさに欠けますが、また他にいい素材が見つかるまではこいつで行きます。

 そしてフロントパネルに装着です。

 スイッチが出すぎていましたので少しづつ削り、なんとかうまくいきました。

が、たまにボタンがベゼルの中でずれて出てこないことがあります。 (>_<)

 デザイン的には、グレーのボタンが良かった感じです。

 またいずれ、もう少し大きいボタンでグレーのものに交換したいと思います。

 次はフロントカバーを開閉式に改造します。

 普通の蝶番はご覧のような縦長の形ですので、カバーにネジ止めしなくてはなりません。

 しかしケース前面にネジが見えるのはデザイン的にゆるせないので、もう少し横長のものを探して両面テープで固定したいところです。

 ホームセンターをいろいろと見回していたのですが、蝶番では横長のものが見つけられませんでしたが、ふと目に留まったものがこいつです。

 アルミサッシ用の増設錠です。
550円もしました。 (;¬_¬)

 サッシのレールに敷いておき、このように上の部分を起き上がらせて、窓をロックする構造になっています。

 この起き上がる部分を加工して横長の蝶番を作ることにします。

 材質がステンレスなので、かなり加工にてこずりましたがなんとか完成しました。

 

 出来た蝶番をフロントパネルにM2.0のネジで取り付けました。
 蝶番自体の厚みと、両面テープの厚みを考えてフロントパネルを約2mm削っておきました。
  フロントカバーを開閉する部分で切断し
 蝶番の当たる部分も削っておきます。

 傷が付かないように養生テープを貼っています。

 フロントカバーを閉めたときのロックになるように、蝶番を取り付ける反対側の爪をほんの少し残して、削っておきます。

 

 そしてフロントカバーに蝶番を強力両面テープで貼り付けて完成です。
 カバーを明ける時は、下側に手を入れることが出来るのでノブをつける必要は無いようです。


リセットスイッチとLEDの加工

 改造予定の通り、次の工程は元のパワースイッチをリセットスイッチに変更いたします。

 2142のパワースイッチと
各LEDはご覧の様に1つの基盤に収まっています。

 この基盤のまま使おうと配線を調べてみると左のようになっていました。

 橙が共通のプラスになっているようで、このまま使っては新たに購入するM/Bを壊してしまうかもしれませんので、こいつは現状のまま保存し、新しくこのユニットを作ってみることにしました。

 このユニットを作るために小型でしかも薄型のスイッチを探さなければいけません。

 ネットで調べてみると電子パーツの販売しているサイトで、タクトスイッチと言うものがあるようです。

 最近、京都寺町でんでんタウンに出来た電子パーツのお店「マルツ」で見つけました。(¥89)

 ユニットのベースは2mm厚のアルミ板を加工し、各LEDは穴を開けて結束バンドで固定しました。

 左から、用途未定LED(緑)
HDDアクセスLED(紫)、
パワーLED(青)、
リセットスイッチ となっています。

 スイッチの位置がご覧の場所に来るため、1番右の青色パワーLEDが斜めの設置となってしまいました。

 

 ケースに取り付けた様子です。

 アルミのベースはネジで固定できましたが、スイッチはケースに両面テープで貼り付けました。

 なかなかいい感じに固定できましたがやはり青色パワーLEDの斜めなのが気になります。

 3つのLEDを同時に点灯させてみましたが、やはり青色パワーLEDの輝度が少し弱い感じです。

 これ以上のいい方法が見つからないので、これで完成といたします。

 

 リセットスイッチとLEDの配線は、Gigativa申請された血モモ さんの発想をぱくらせていただきました。

 ケース上部で右側面に配線を通す穴を開け

 ケース中央部で再び内部に入れるようにいたしました。

 ここでパワースイッチと合流させました。

 ケース最下部までケースの外側をはわす予定でしたが、プラスチック製の右側面カバーはこのあたりからシャーシに密着する形になっていますので、この辺りで内部へと戻しました。


I/Oパネルの製作

 2142のI/OパネルはATX標準のものより高さが低いものですので、新たに製作いたします。

 0.5mm厚のアルミにM/B付属のI/Oパネルを重ねて線を引き

 いつものようにドリル、ハンドニブラー、リーマー、ヤスリで穴を開けました。
 そして2辺を90度に折り曲げ、
 ケースに装着しました。

 が、このケースには6個の拡張カードスロットしかないので、標準のI/Oパネルより下側が長いようになっていました。

 赤矢印のところに穴が開いてしまったので、別のアルミのパーツでふさいでおきました。

 ケース背面からの様子ですが、あまり気にならないようですのでこれでいいでしょう。

(実は、もう一度作り直す気力がない)


カードリーダー用ベゼルの製作

 カードリーダー用の3.5インチのベゼルに、ご覧の赤線のところに穴を開けます。

 

 まず四隅に2.5mmの穴を開け、各穴を結ぶ線にカッターで切り目を付けておきます。
 ハンドニブラーがギリギリ切れる厚さでしたので、ドリルで穴を開けて、切り進んでいきます。
 ヤスリで滑らかにし、最後は最強滑らかツールの手の爪で仕上げました。
 装着した様子

 この3.5インチベイの標準の位置では、少しベゼルからカードリーダーが奥まっているので後日3.5インチベイの取り付け穴を前方に移動することにいたします。

 固定用の穴を5mm前に明け直し、カードリーダーをベゼルぎりぎりまで前に取り付けました。


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