FUJITSU FM TOWNS 2 改造記
FM TOWNS 2 MicroATX化計画
since 2003.02.22
Last up date 2006/01/16

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FMV-5100C3 の改造成功に気を良くした私は
次なる獲物を、日々探し求めつづけていました。

そろそろ、息子のパソコンを作ってやろうと思っていたのですが
モニターは VAIO のTVチューナー付のをすでに与えてやっているので
このモニターに合ったものを考えていました。

以前から Gigativa243 を欲しいと、のたまっておったのですが
愛着のある Gigativa243 を手放す気にはなれず
それならば、VAIO のケースを狩って組んでやろうと思ったのですが
さすが VAIO 、ヤフオクではかなりのお値段がするではないですか。

そんな時に現れたのが、この FUJITSU FM-TOWNS-2 です。

こいつに、 MicroATX のマザーをのっけて、そこそこ使える物を
どれだけ安く作るかに挑戦してみたいと思います。


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改造前の様子

 ケースには、取っ手が付いていて持ち運びは楽チンです。
 サイドパネルを外してみると、中身が溢れんばかりに、詰まっております。
 中身をすべて取り出しましたが、よくもこんなに沢山のパーツが入っていたのと感心してしまいます。
 シャーシは、こんな風になっております。

 このケースのトレードマークのCD-ROMドライブと同じように、シャーシにも前面に 大きく丸い穴が開いていますが、CD-ROMドライブとは関係なく軽量化のためのものでした。

 シャーシもかわいいですね!
               o(^-^)o

 この丸い穴の前に、CD-ROMドライブが固定されています。

 シャーシの左側ですが、普通のATXケースなんかは、M/Bをこちらからケース内部に入れるのですが少し狭そうなので後で広げてみようと思います。
 右側にM/Bの固定用6角スペーサーを取り付けようと思っていますが、穴がかなり開いているので何か工夫が必要のようです。
 赤矢印の電源取付け用パーツは、スポット溶接で着けてあったので、溶接部をドリルで開けて取り外しておきました。


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M/B の固定 (オフセット)

 今回の改造には、先日ヤフオクで狩っておいた、Aptiva E21のマザーボードを使用します。

 しかし、これが最近の標準的なサイズより横幅が広いのです。

 さて、E21のマザーがこのケースに入るでしょうか。

 HDDを、FM-TOWNSの2個あるFDDの下側の代わりに取り付けますので、マザーはこれより後ろに取り付けなければなりません。

 ありゃりゃー!! (°〇°;)
ケースから、お尻が出てるよー

 うーーん!! と考えたあげく、
「そうだっ! マザーボードをオフセットしよう!!」っと思いつきました。

 そこで思い出したのが、Faithのオリジナルケースです。

 このケースのM/B取り付け板とそっくりなものを作ってみようと。

 そいつを作るのに、ホームセンターで売っているアルミ板は、けっこうなお値段がするので、以前に壊れてしまって捨ててあった会社のCOMPAQから、素材をちょうだいすることにしました。
 ケースの上蓋を、このようにハンドニブラーで切り取りました。
 そして、FaithのオリジナルケースのM/B取り付け板を採寸して
 M/B取り付け用6角スペーサーを取り付けました。
 前回のFMVの改造の時のI/Oパネルの製作では、汎用性がなかったので 今回は、M/Bの乗せ換えが利くようにします。

このように、なんとかM/Bを取り付ける事ができましたが、
シャーシの後ろから調度5cm出てしまいました。

あとは、かっこよくアルミの板で囲い
ケースの外枠を付ければ、何とかなるでしょう。


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I/O パネルの製作

 今回もI/Oパネルの製作には、0.8mm厚のアルミ板を使用しました。

 加工しやすく、ある程度強度を持たせるには0.8mm厚がちょうど良い感じです。

 いつものように、ハンドニブラーで周りと、内部を切り抜いていきます。
 そして、なんとか折り曲げ加工もうまくこなし、M/Bに付属している市販のI/Oパネルも装着できました。
 ケース内の寸法が足りなさそうなので、今回はロープロファイルのPCIカードを利用する予定です。


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背面パネルの穴あけ加工

 赤い線は標準のPCIカード用のための寸法書きで、黒いのがロープロファイル用のものです。

 いろいろと計画が狂ってくるので、いろんな線があってややこしくなってきました。

 やはり、ドリルとハンドニブラーを使ってバックパネルを切っていきます。

 約1時間で穴開けを完了できました。
 I/Oパネルを仮装着しました。
 M/BとLANカードも仮取り付けしてみました。
 各部の隙間などを良く調整してから、ビス止めをしようと思っています。
 E21のM/Bには、極普通のI/Oパネルでは穴の位置が違うので後日製作いたします。


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電源の取り付け

 電源は先日ヤフオクで狩っておいた、
HIPRO製 HP-K1107A3(112W)
を使用します。
 いつものように、現物合わせで穴を開ける線を引き、ドリルとハンドニブラーでくり抜きました。
 I/Oパネルと拡張カード取り付け金具も、ネジ止めしておきました。
 強度を上げるために、筋交いをアルミのステーで作りました。
 FMVの時より、筐体が小さい分ネジの数が気になりますが、仕方がないでしょう。

 リベットなどで固定してしまうのは、後々変更があったときに融通が利かないので、やめておきます。

 電源等を取り付けた内部。
 電源のFAN部は、こちら側にしておきました。

(あたりまえですよね!)

 アルミのステーは、2mm厚のものにしたので、タップを立てても充分に強度があります。
 こちら側のステーは、M/B固定板を折り曲げ加工して取り付けました。

 M/Bとの隙間は、ほとんどありません。
 というより、少し当たってます。断面を見ると配線はなさそうなので大丈夫でしょう、大丈夫ですよね、ねっ!!

 後は、こいつをシャーシにするっと挿入して、どっかでネジ止めいたしましょう。


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改造中止

ここまで改造をしてきましたが、CD-ROMドライブの装着に
いい考えが浮かばず、ここで改造を中止することに決めました。

楽しみにしていただいた方も、もしかしたら居られるかも
しれませんが、「VAIO PCV-S510」の改造のページを
アップいたしましたのでそちらのほうでお楽しみくださいませ。 m(_ _)m 

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