HOTEL PACIFIC


作詞 桑田 佳祐

作曲 桑田 佳祐

唄 サザンオールスターズ



ギラギラ輝く太陽が

時代の片隅へ堕ちてゆく

錆びれた海辺の国道には

現在もセピアの幻影が揺れてる

八月の濡れた誘惑が

水着の奥まで沁みた時

江の島に架かる桟橋で

恋の花火が浮かんで消えた

風に燃える陽炎みたい

空と海の偶像

灼けた Sun-Tannedの肌に

胸がJin-Jinと響く

夏の太陽が 嗚呼 燃え上がる To me

愛…渚に今日も

寄せては返すでしょうか?

砂の上で口づけした

真夏の Pacific Hotel

海より眩い情熱が

紅い夕陽に染まる頃

茅ケ崎あたりのモーテルにゃ

夏の終わりが涙で暮れた

森に眠る古城のように

夢は遥か蜃気楼

さらば青春の舞台よ

胸がJin-Jinと疼く

だのに太陽はもう帰らない To me

何故…砂漠のように

心が渇くでしょうか?

エボシ岩を見つめながら

夜霧にむせぶシャトー

ああ君の…

灼けた Sun-Tannedの肌に

胸がJin-Jinと響く

夏の太陽が 嗚呼 燃え上がる To me

愛…硝子のように

敢え無き運命でしょうか?

砂の上で口づけした

真夏の Pacific Hotel

今でも忘れない Woh, Oh, Oh

涙の Pacific Hotel

So I Love You…


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