FUJITSU FMV-5100C3 改造記
その2
I/Oパネルの製作、再チャレンジ
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前回、I/Oパネルが一応完成しましたが、余りにも出来が悪いものでした。
そのままにして改造を終了してしまうと、多分もう触ることはなくなると思い、それならばと再チャレンジしてみます。 今回は電源の事も考えて、強度をもたすために、骨格にアルミのアングルを使用します。 |
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ここで、またハンドニブラーの登場です。
ご覧のかぎ状のところに、鉄板やアルミ板を挟み込んで、ハンドルを握るとかぎ状の部分が下に下がって、2mm×5mm位の単位で切り進んで行く事が出来ます。 |
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アルミのアングルを曲げたい所で、90度に切り込みを入れて、ペンチで押さえながら曲げて骨格を作っていきます。
そして、拡張カードパネルと合体させて完成です。 |
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しかし問題がありました。
電源が載る部分にネジ止めをしなければならないのですが、ネジの頭が出ているとうまく載りそうにありません。 皿ビスを使えるほど、アングルに厚みも無いのでリベットを使いました。 少し頭が出ていますが、これくらいなら収まってくれるでしょう。 |
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パネルの下側も、シャーシに取り付けるときに、ビスが邪魔になりそうなので、リベットにしておきました。 | ||||
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リベットは初めて買ってきたのですが、結構安いものですね! | ||||
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次は、I/Oパネルの製作です。
今回は少し厚めの0.8mm厚のアルミ板で作ってみます。 |
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寸法をアルミ板に書き込んで、今回非常に役に立っている、ハンドニブラーで切っていきます。
アルミの板なら爪切りで爪を切っている位の力でスイスイ切っていく事が出来ます。 |
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かなりハンドニブラーの使い方に慣れてきて、切り口は少しヤスリで面取りするぐらいで、綺麗に仕上がりました。
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写真を撮るのを忘れましたが、前回折り曲げる時にベコベコにしてしまったので、今回は5mm厚ほどの鉄板2枚に挟み込んで、曲げる作業を行ったので、かなりうまく曲げる事が出来ました。
そして、各コネクターの穴を下穴を開けてから、ハンドニブラーで仕上げます。 |
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「やれば出来るじゃないか!」と、自分を誉めてやりたい出来栄えです。 ヽ(^▽^@)ノ | |||||
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そして拡張カードパネルをシャーシへ、取り付け | |||||
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I/Oパネルを取り付け、完成じゃー ヽ(`Д´)ノ | |||||
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こちらは、前回のものです。
あの時は美しいと感じたのですが、こうして並べると今回の再チャレンジは、やった甲斐がありました。 |
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ヽ(^▽^@)ノ やっほーー これはうまく出来ました。 ヽ(^▽^@)ノ
強度もそこそこ有るし、見栄えもかなり良くなったし、 よーし、完成に向けて突っ走るのじゃー ヽ(`Д´)ノ |
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自作 簡易アルミ板 折り曲げ機
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上の章で、写真を撮り忘れていたアルミ板を折り曲げる作業に使った折り曲げ機は、自作しました。
蝶ボルトと厚み5mmほどの鉄の板で、作りました。上にくる板には、するっとボルトが通る穴を開け、下の板にはボルトに合わせたタップを切りました。 前回の3.0×0.5mmのタップでは、心もとないので4.0×0.7mmのものにしました。 |
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この2枚の板に折り曲げたいアルミ板を挟み、蝶ボルトで締め付けてから、折り曲げます。
今回は、0.8mm厚のアルミ板で試しましたが、1.0mmが折り曲げる限界かと思われます。鉄板ならもっと薄いものでないと、この折り曲げ機では無理でしょう。 |
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折り曲げたい所にペンで線描きし、折り曲げ機からちょうど見えるように挟み、折り曲げます。 | ||
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ねっ! 綺麗に折り曲げたでしょ!! ヽ(^▽^@)ノ | ||
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細い部分は、こちらの面を使います。 | ||
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M/Bの取り付けのやり直し ┐('〜`;)┌
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拡張カードパネルとI/Oパネルが完成して喜んでいると、いつもの現物合わせでやってきた、しわよせがやってきました。
写真では分かりにくいですが、拡張カードの下に刺さる部分がほとんどの個所で隙間がほとんどありませんでした。 拡張カードパネルとI/Oパネルをネジ止めしてみて、初めて分かったのですが、M/Bが少し斜めに固定されていたからでした。 |
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これではM/Bを固定し直さなければなりません。
せっかく友人から頂いたインチネジ用タップがあるので、もっといい物を作ろうと、これもまた再チャレンジです。 ご覧の赤枠の所に鉄板を取り付け、そいつにタップを切って6角スペーサーを取り付けようと思います。 |
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ホビーショップで、4mm厚 幅25mm、長さ90cmの鉄の棒を買ってきました。(¥320)
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2本長いのは、HDD増設用のステーを取り付けるためです。
M/B用に6箇所インチネジを切り、HDD増設用に4箇所ミリネジを切ります。 |
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ところが、4つ目のインチ用タップを切っている時に、途中で正転も逆転も出来なくなって 無理やり廻したら ありゃりゃ (°〇°;)
タップが折れていまいました。 とほほ!!! せっかく貰ったのにえらいことをしてしまいました。 少しのあいだ、中断です。 やれやれ ┐('〜`;)┌
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M/Bの取り付けのやり直し 完了編
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タップを折ってしまって、中断していたのですが、友人に無理を言って、またタップを注文してもらい、作業が再開できました。
やはり失敗は成功の元で、今度はタップもうまく切れました。 |
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前回に固定した高さに合わせる為に、ワッシャーを4枚6角スペーサーにかましました。
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前回は、スペーサーを両面テープでとめていましたが、今回はシャーシの底から皿ビスでとめました。 | |||
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やはり、ミリネジからインチネジ 両面テープから皿ビスに変えた事で、かなりの強度アップが出来ました。 |
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早速M/Bを載せてみました。 | |||
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うーん、完璧完璧!! | |||
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ついでなので、最初のシャーシ切断の時に残しておいた、邪魔なネジ止め部分も、よく見てみると強度に関係なさそうなので、途中で曲げて別の所にネジ止め出来るように変更しました。
改造中、このネジ止め部分には、かなりいらいらさせられていたんで これでスッキリしました。 |
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邪魔なシャーシのネジ止め部分
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変更後
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M/Bの取り付けや、取り外しがスムーズに行えるようになり、しかもM/B固定のインチネジも締められるようになりました。 | |||
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